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岩貞祐太選手現役引退発表会見
2026年09月30日 更新

30日(水)、今季限りで現役を引退することを発表した岩貞祐太選手が、西宮市内にて引退発表会見を行いました。

以下、会見より(一部抜粋)

岩貞祐太選手挨拶

今日はお集まりいただき有難うございます。そして、シーズンも佳境で大変な時期にこのような場を設けてくださったタイガース関係者の皆様有難うございます。
私、岩貞祐太は今シーズンで現役を引退することを決めました。今日はよろしくお願いいたします。

―引退を決意した今の気持ちは。

毎日当たり前のようにユニフォームを着て、準備をして、試合を迎えるということがどれだけ幸せだったのかというのを噛みしめて、今までいた環境に感謝したいと思います。

―さみしさや悔しさ、達成感、感情は。

意外とそういう感情はあまりなく、自分が置かれていた環境が恵まれていたんだなと再認識しました。

―引退を決意した理由は。

結果がすべての世界で数字が出なくなり、後輩との競争にも勝てなくなって、それで退くことを決めました。

―引退を最初にどなたに報告されましたか。

家族、両親に伝えました。

―どんな言葉を掛けられましたか。

シーズンの大半をファームで過ごしていて、そのファームでも成績が出せずに、ある程度自分の中でもそろそろかなというのがあり、そういう話もしていたので「お疲れさま」と言われました。

―藤川監督にも報告はされましたか。

はい、監督にも報告をさせていただきました。

―どんな言葉を掛けられましたか。

今後、僕の人生の中でも大切にしていきたい言葉をいただいたので、控えさせていただきます。

―13年のキャリア全体を振り返っていかがですか。

13年前にドラフトでタイガースに入り、ユニフォームを着て、そこからは夢のような最高の時間を過ごせましたし、その中で楽しかったことだけじゃなくて、苦しかった、悔しかったそういう時期も過ごしてきましたが、2023年優勝したあの瞬間に、チームの一員としてあの歓喜を味わえたことは、今後の自分の人生でも大きな財産になると思います。

―キャリアの中でも印象深かったシーンですか。

常々優勝したいということを言いながら過ごしていたので、目標が達成された瞬間だったので本当に嬉しかったです。

―あの年は中継ぎとしてチームの核として活躍されましたが、どんな景色でしたか。

今まで味わったことのないような、嬉しいの一個上ぐらいをいきました。

―今まで続けられた理由は。

もともとはコツコツ練習したり努力したりするのが得意な方ではなかったのですが、負けないように、試合に出たい、そういう思いでずっとやってきたのですが、同期で入った横田が野球が出来なくなった時に、自分の中で横の分までやらなきゃなと勝手に思いながら、そこからはそういう気持ちでやってこれました。

―横田さんの存在が大きなターニングポイント、きっかけとなりましたか。

そうですね、僕はあまり人のためとか思ったことがないんですが、横のことはずっと思い続けたいなと思っています。

―モットーはありましたか。

やりきる、諦めない。自分のやってきたことを投げ出してしまうということは、自分に対しても野球をやりたかったやつに対しても失礼なことだと思ったので、最後までやりきる、それを自分のモットーとしてやってきました。

―能見さんという先輩も大きな存在だったと思いますが。

学生の頃からの憧れで、目標にしていた方と同じユニフォームを着られるようになって、野球でもプライベートでも可愛がっていただいて、たくさんのこと学ばせていただいた、そういう先輩です。

―能見さんからの教えや言葉で支えになっていることはありますか。

野球のことも野球以外のこともたくさん教えていただいて、自分の中に一番無かった「感情を出さずに投げる」ということが、どういう意味があってどういう風にプラスになるかということを教えていただいて、そこで勉強になって、それ以降はずっとそういう気持ちでやってきました。

―教えてもらって学んでプロ生活で出し切れましたか。

そうですね、今日こういう日を迎えられたのも能見さんをはじめ、諸先輩方のそういうアドバイスがあったからだと思います。

―2022年にはFAを取得されましたがタイガースに残るという決断をされました。タイガースというチームとは。

タイガースに入団して、一員として、誇り、プライドを持ってやり続けて、2018年に最下位になってしまって、その時に強く優勝したい、勝ちたいとそういう思いが芽生えて、FAの時もタイガースで勝ちたい、そういう思いで残留しましたし、今でもそういう気持ちでやっています。

―横田さんの存在は自分にどんな影響をもたらしてくれましたか。

もちろん今でも一緒にやり続けられたら最高でしたが、それが叶わなかったので、その分もと思いながらやって来れたので。忘れることはないですし、思い続けたいと思います。

―今後について。

選手としても人間としても成長させてもらったこのタイガースに、これから別の形になると思いますが、恩返し、貢献出来たらなと思います。

―チームへの思いは。

ここまできたら勝ち切るというところを、まだ今シーズンは僕も選手なので、そういう思いでチーム一丸となって戦っていきたいと思います。

―ファンの方にメッセージをお願いします。

13年間、日本一のタイガースファンの中で、あの甲子園で腕を振り続けられたことを本当に幸せだと思います。苦しい時もファームの球場に僕のタオルを持って応援に来てくださったファンの方が、またやらなきゃなという原動力になったので感謝しています。
それが出来なくなるのは非常にさみしいですが、これからはこの伝統のある強いタイガースを僕もファンと一緒に応援していきたいと思います。