東京ヤクルトスワローズ戦
10.8(THU)
阪神甲子園球場


球団初のセ・リーグ連覇を果たし、シーズン最終戦を迎えた。注目は佐藤の三冠王だ。
「手応えは感じていますし、ある程度いい成績を残せているんじゃないかというのはあります。そこ(打率)は一番意識していたというか、そこが上がれば他も付随して上がってくるとは思っていたので。結果を出せて、やってきたことは間違いじゃなかったというか、そういう感じです」

チームの核を担ってきた主砲は、6日時点で打率3割1分1厘、39本塁打、106打点でいずれもリーグトップ。同日の広島戦(甲子園)では初回に先制打を放ち、今季20度目の勝利打点を挙げた。自身4年ぶりの全試合出場も達成しようとしている。
「打撃フォームもそうだし、体もそうだし、考え方とか、昨年と全く一緒ではないので。そこはうまくいっているかなと思います。(特に打撃は)無駄のないフォームというところで、高めの対応もうまくいっていると思います」

当然、三冠王は超一流打者のみが到達した記録だ。長いプロ野球の歴史のなかでも、成し遂げたのは野村克也(南海)、王貞治(巨人)、落合博満(ロッテ)らレジェンド8人(計12度)のみ。佐藤が肩を並べられれば、22年の村上宗隆(ヤクルト)以来、球団では1986年のバース以来40年ぶりの快挙だ。他の打者では、森下が最高出塁率でトップ(6日現在)に立ち、初の個人タイトルを視界に捉えている。

先発はルーカスが有力だ。投手陣はクライマックスシリーズ最終ステージを見据えた起用の可能性が高く、短期決戦に向けて状態を上げていくことも必要不可欠。最後の最後まで、重要なアピール、調整の場になることはチームとって大きなプラスだ。対するヤクルトも来季をにらんだスタメンになることは確実で、田中や松下など、魅力的なオーダーとなりそうだ。

藤川監督は「クライマックスに向けて、ベストコンディションをキープさせなければいけませんから。勝ち負けは少し離れるかもしれませんが、これはもう仕方がない。次の勝負がありますから」と話す。佐藤の三冠王をはじめ、多くの個人タイトルを獲得するタテジマ戦士が、本拠地で有終の美を飾る。
報知新聞社/小松 真也


















