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井川選手に対する交渉権獲得球団について
6年11月29日 更新
阪神タイガースは本日29日、入札制度を適用した井川選手との独占交渉権を獲得した球団について、コミッショナー事務局から報告を受け、記者会見をおこないました。井川選手に対する独占交渉権獲得球団はニューヨーク・ヤンキース、また相手球団の了解を得て同じく同日発表された入札金額は、2,600万194ドルでした。


■井川選手コメント(会見より)

―ヤンキースに決まった感想は。周囲はドキドキしていました。
そうですね。まずは松井秀喜さんがいるチームだなという印象です。もちろんどこになるんだろうという思いはありましたけどね、自分ではどうしようもないので。僕は待つだけだったので。

―ヤンキースという球団のイメージは?同じ縦じまのユニフォームです。
やはり伝統のある球団で、メディアの注目もある球団なんで、タイガースと同じような印象です。似たようなユニフォームということで皆さんが見慣れてる姿だと思うんで、よかったと思います。

―日本の伝統の一戦のように、ヤンキースにとっては松坂選手が入団するレッドソックスがライバル。
そうですね、やはりそういうライバル関係もありますし、本当にやりがいのあるチームだと思います。松坂投手と投げ合って、日本を盛り上げられたらいいなと思います。

―日米両方で伝統の一戦のマウンドにあがれば井川選手が史上初です。
そうですか。そういうファンの期待にこたえれるようにがんばりたいと思います。

―ヤンキースには松井秀喜選手がいる。
やっぱり松井さんがおられるのは、非常に心強いですね。

―ニューヨークという町の印象は?
行ったことないんですけど、映画とかで見る機会があるんで、なんか人がたくさんいるという印象ですね。

―入札制度史上2番目の入札金額。選手としてこの金額での評価に感想は。
正直、自分にはわからないんですけど、金額に驚いてます。

―あらためて夢の第一歩を踏み出した今の心境は?
本当、昨日よりもまた一歩踏み出したといった感じで、来年に向けてやっていかなくちゃいけないなという実感は沸いてきましたね。

―ニューヨークのファンも阪神ファンと同じくらい熱いです。
やはりファンがたくさんいるとやりがいもあるんで、その期待に応えれるようにがんばりたいと思います。

―ヤンキースタジアムは。
行ってみてのお楽しみです。

―タイガースファンへメッセージを。
アメリカでの活躍が、阪神ファンの皆さんへのお礼だと思うんで、たくさん投げられるよう本当にがんばりたいと思います。

■牧田社長のコメント(会見より)
ヤンキースは阪神タイガースに劣らず人気がある球団だと思うので、ぜひ阪神タイガースの代表として活躍している姿をファンに見せてほしい。