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町田選手現役引退について
6年10月13日 更新
阪神タイガース町田公二郎選手(37)が今季限りで現役を引退することとなりましたので、お知らせいたします。また町田選手は来季からファームのコーチに就任することが内定いたしましたので、あわせてお知らせいたします。
本日13日、球団事務所でおこなわれました引退表明会見で町田選手は、広島カープそして阪神タイガースでの選手生活を支えてくれたファンへの感謝の言葉と、来季からのファームコーチ就任については「きびしさのあるコーチに」と意気込みを語りました。




■町田選手引退およびファームコーチ内定記者会見

―町田選手よりごあいさつを。
町田公二郎は今シーズン限りで現役を引退することになりました。

―今の心境は。
これでグラウンドでプレーすることがないんだなという気持ちです。

―引退を決めた理由。
年齢とかよく言われますが、そうですね。やっぱり度重なるケガもたくさんありましたし、いろんな意味で自分自身の現役としての引き際かなと思いまして、決断しました。

―記憶に残るシーンは。
レギュラーをはってきたわけではないんで、ひかえとしてやってきた中で、いろんな思いはありますけど、失敗してる方が多いし、いい思い出っていうのは。自分は振り返ると、あまりいい思い出はないかもしれないですね。

―代打ホームラン、また代打というものについて。
特別、代打でもホームランを意識してやってきたわけではないんで、たまたまそういう積み重ねになったのかなと。一流のプロ野球選手はレギュラーとして最初から最後まで出るのが本当の選手。自分は力がないのでそういうポジションではなかったのだと思います。

―阪神タイガースでの2年について。
短い期間だったんですが本当にいい仕事はできなかったのでご迷惑をおかけしたなぁと。

―コーチ就任の話をもらった気持ちと、また理想のコーチについて。
最初はびっくりしました。時間が経つにつれ本当にありがたい話だなと思いました。好かれるコーチはいらないと思います。ましてファームでは。本当に大事な、一流になるための時期ですから、きびしさのあるコーチのほうがいいコーチじゃないかと思います。やるのは選手です。でもまだ発展途上の選手がいっぱいいると思う。選手たちには奥に隠れているものがあると思うので、大勢のタイガースファンの前でいい仕事ができる選手が、たくさん出るといいなと思います。

―ファンのみなさんへ。
広島で13年、タイガースで2年、あわせて15年間、本当に自分のような大きな成績を残していない選手にあたたかいご声援をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。感謝の気持ち、しかないです。

町田選手プロフィール >>

■町田選手経歴
○球歴
明徳義塾高~専修大(1991年度ドラフト1位)~広島(1992~2004年)~阪神(2005~2006年)
○初出場
 1992.6.3対阪神10回戦(広島)<9回 代打>
○初スタメン
 1992.6.6対ヤクルト7回戦(福島)<6番 左翼手>
○初安打
 1992.6.6対ヤクルト7回戦(福島)<2回 投手:伊東>
○初本塁打・初打点
 1992.7.25対大洋17回戦(横浜)<1回 投手:岡本透>
○初盗塁
 1992.8.1対巨人15回戦(広島)<1回 二盗>
○代打本塁打
 20本(セ・リーグ新記録)(プロ野球記録は歴代2位タイ)