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片岡選手現役引退について
6年10月11日 更新
阪神タイガース片岡篤史選手(37)が今季限りで現役を引退することとなりましたので、お知らせいたします。本日11日練習前、片岡選手の引退表明会見が行われ、同席した牧田球団社長からも、これまでのタイガースへの貢献に対し感謝の言葉が伝えられました。
なお、片岡選手の引退表明を受け、明日10月12日(木)におこなわれます本拠地最終戦、対中日戦(甲子園)試合終了後にセレモニーの実施を予定しております。




■片岡篤史選手引退記者会見
―片岡選手お願いします。
今年で現役生活を引退することを決めました。いろいろありましたけど、今となれば全てがいい思い出です。15年間完全燃焼できたと思います。

―いまどのような気持ちか。
戦いが終わったという気持ちです。さみしい気持ちや、ほっとした気持ちが入り混じっています。

―引退はいつ、どのようなきっかけで決めたのか。
これというきっかけはないが、9月の終わりくらいに。自分自身なかなかチャンスがありながら数字を残せない時がありましたし。この世界は力のある選手が残っていくのではなく、成績を残していく選手が残っていく世界。悩みもしましたけど、引き際というところで決断した。

―15年間の思い出に残るもの。
1本目のヒットは自分のスタートでもあったし、2003年優勝した試合で同点ホームランを打ったことも、巨人の桑田さんから甲子園で150号を打ったこともそうです。

―阪神タイガースでの思い出は。
FAで来て結果が残せず、悔しいとかつらいこともあったが、2回優勝したし、野球人生や人生にとっても非常に大きな経験になったと思う。これから歩んでいく人生に生かしたい。甲子園で野球がしたくてFAで来たわけですから、5万人のファンの中で野球ができるのはこれ以上ない喜びでした。

―ベンチに座る機会も多かったがベンチではどのようなことを。
1年目から試合に出させてもらっていて、ベンチにいる気持ちというものが分からなかったが、いろんなことを考えながら何か人間的に成長できることがあると思って、ベンチにいました。

―明日の試合はどんな姿を。
15年やってきていろんなことがあったが、球団の方の好意で最後の試合をして頂くので、球団に感謝したい。感謝の気持ちを持って思う存分プレーしたい。

―ファンのみなさんへ。
今まで本当にありがとうございました。いい思い出をたくさんもらった野球に、感謝しています。これからも地に足をつけてがんばっていきます。


■片岡篤史選手経歴
○球歴
 PL学園~同志社大(1991年度ドラフト2位)~日本ハム(1992~2001年)~阪神(2002~2006年)
○初出場・初スタメン
 1992.4.4対西武1回戦(西武)<6番 三塁手>
○初安打
 1992.4.4対西武1回戦(西武)<7回 投手:工藤>
○初本塁打
 1992.4.9対近鉄3回戦(藤井寺)<7回 投手:入来智>
○初打点
 1992.4.8対近鉄2回戦(藤井寺)<3回 投手:江坂>
○初盗塁
 1992.5.24対西武8回戦(東京D)<2回 二盗>
○1000試合出場
 2000.5.31対ダイエー11回戦(東京ドーム)<3番 三塁手>
○1500試合出場
 2005.8.13対巨人14回戦(東京ドーム)<5回 代打>
○1000本安打
 2000.6.13対近鉄12回戦(大阪ドーム)<9回 投手:ユウキ>
○100本塁打
 2000.4.2対西武2回戦(西武)<7回 投手:土肥>
○150本塁打
 2003.4.29対対巨人4回戦(甲子園)<2回 投手:桑田>
○最高出塁率
 1998年(.435)
○全試合出場
 1997年・2000年 2回
○打率ベストテン
 1992年(10位)・1993年(7位)・1996年(2位)・1998年(7位)
○ベストナイン
 1996年(一塁手)・1998年(三塁手)
○ゴールデングラブ賞
 1996年(一塁手)・1997・1998年(三塁手) 3回
○オールスター出場
 1993年・1997~2000年・2002年 6回
○日本シリーズ出場
 2003年・2005年